スターウォーズ最新作の前にスターウォーズ絵本で優しい気持ちに包まれる
2015/12/26
引き続き、12月のスターウォーズ最新作に備えて旧作の見直しと関連書籍を読みふけっています。
今回紹介するのは二次創作の趣を見せつつルーカス・フィルム公認の書籍でもあるスターウォーズ絵本です。最初の『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』はかなり話題になったので書店などで見かけた人も多いのではないでしょうか?
このシリーズ、他にも日本語版はもう二冊あって絵本単体としても面白いですが、『スターウォーズ』の名場面を意識した作りに(特にEP4~EP6)、もし平和な時代だったらあり得たかもしれない未来はうるうると涙腺に来てしまいます。
最新作の前にシリーズを見直したorこれを機会にイチから映画全部見たよ、という人には是非こちらも読んでほしいです。
Contents
一冊目『ダース・ヴェイダーとルーク(4才)』
もし世界が平和だったらありえたかもしれないスターウォーズ絵本の第一弾。ちびルークが一生懸命仕事をしているダース・ヴェイダーパパに対し甘えて困らせる姿が描かれたりとシングルファーザーの子育て奮闘記でもあります。
いきなり最初のページから「ルーク、見えないじゃないか」とちびルークを肩車しているダースヴェイダーの姿にまずキュン死。
続いて台所で必死にフォースの力を使ってクッキーを取ろうとしているちびルークとそれを物陰から見るダースベイダーパパに鼻血。
スターウォーズを知っている人には台詞の一つ一つがパロディなので笑えることもあれば涙腺に来るポイントとして、ちびルークの怪我をした右手にダース・ヴェイダーパパが絆創膏を貼ってる場面があります。ルークの右手がダース・ヴェイダーに切られるという本編の展開を知っている人にとっては本当にせつない絵です。
他にも「そして父と息子として共に銀河を支配するのだ」と熱弁をするパパに向って「そしたらおやつくれる」ときょとんとしているちびルークの姿には同じ思いを感じたり。
二冊目『ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア』
前作が、せつない気分にさせられたのに対して二作目は、思春期の娘をもつシングルファーザーの奮闘記となっており前作よりも現実の「あるある」感が増してクスクス笑えます。
さらに構成としてはレイアがめちゃくちゃダース・ヴェイダーパパが好きな時期と反抗期を向かえた時期を交互に描いているので、その辺のパパの哀愁がたまらんもんがあります。
上司(皇帝)とかパパの努める会社(帝国)が大嫌いなので、皇帝からの伝言をわざとダース・ヴェイダーに伝えず困らせるレイアや、昔の可愛かった時期の写真と監視カメラに映ったビームで帝国軍をやっつけるお転婆なレイアを見比べて嘆息するダースヴェイダーパパの絵など今回もパロディーネタは豊富。
一番笑えるのが、娘がろくでもない不良(ハン=ソロ)と付き合っているのを知って一喜一憂するパパの姿。喧嘩したり、失恋したりと娘に相談されてほっとするのもつかの間、いつの間にかよりを戻してる年頃の娘の行動にダースヴェイダー・パパは「別れたんじゃないのか?」と疑問符だらけ。ああ平和・・・。
三冊目『おやすみなさいダースヴェイダー』
「ふたりとも眠りの持つ大いなる力を知らないのだ…」と熱弁するダースヴェイダーパパに向かって、
ちびレイア「いいから本を読んで」
ちびルーク「はやく」
と急かされ、「おおせのとおりに」とパパが答えるところから始まるこの絵本。
どんなに怖いやつでも、どんな悪人でも眠りは平等に訪れる。と、様々なスターウォーズのキャラクターが眠る様子を描いています。
ただし、眠れない人たちもいてその様子が面白いです。ダース・モールは「夜がふけても歩き回る。どんなに眠りたくても、頭がさえ、目がぱっちり眠れない」、ハン=ソロもチューバッカも危険な日々に安眠できません、ジャバの屋敷はパーティー漬けで寝るなんてありえません。
そんななかでイウォーク達は帝国軍のせいで子供を寝かしつけることが出来ず、彼らを投石でやっつけた後にやっと眠ることができました。デス・スターでさえ最後には眠り、いつの間にかダースヴェイダーパパも眠って、それを見てちびルークとちびレイアも眠って・・・「おしまい」という絵本。ほんわかします。
四冊目『Darth Vader and Friends』(ダース・ヴェイダーと仲間たち)
発売されたばかりの洋書。おそらく映画最新作の前には日本語訳が出るのではないかなーなんて思ってます(→出ました)
公式サイトの説明だけ読んだ感じだと、子供時代のチューイ、レイア、ルーク、ハン・ソロがやんちゃをして、ダース・ヴェイダーパパを困らせるといった内容みたい・・・邦訳が出る前に買ってしまいたい欲求が日々増大しています。もし買ったら感想書きます(笑)
【2015年10月追記】
邦訳版の感想として、正直出来は微妙かもといったところ。
1作目の絵本は「せつなさ」、2作目は「子育て奮闘記」といった趣があったのですが、3作目と今作は単純に元ネタを知ってるかどうかが重要になってきて徹頭徹尾ファン向けの絵本。
ただし、子供イウォークは信じられないほど可愛い。
この絵本シリーズの著者であるジェフリー・ブラウンは他にも『スター・ウォーズ ジェダイ・アカデミー』『スター・ウォーズ ジェダイ・アカデミー パダワンの帰還』『The Phantom Bully (Star Wars Jedi Academy)←三冊目、未邦訳』というヨーダによって見出されたローン・ノヴァチェズ少年のジェダイ養成所におけるドタバタ劇を描いた作品もあって、こっちもいずれ読んだらサイトに感想上げる予定です。
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