遊び心満載の「スヌーピーミュージアム」の見所紹介。ピーナッツファンの聖地が東京に!
2016/05/21
2016年4月23日、六本木についにスヌーピーミュージアムがオープンしました。
ピーナッツ好きには聖地ともいうべきカリフォルニア州サンタローザ「シュルツ美術館」。その世界初の分館として連日大変な賑わいを見せています。
今回は実際に自分も行って大興奮、そしてお金を散在しまくったスヌーピーミュージアムの魅力を5つに絞ってレポートしました。(`・ω・)ゝ
Contents
事前予約制なので静かに見ることができる
スヌーピーミュージアムは当日券もありますが、基本的には日時指定の「事前予約制」となります。
入館時間は、10:00~11:30、12:00~13:30、14:00~15:30、16:00~17:30、 18:00~19:30の計5回。料金は以下の通り。
前売券 | 当日券 | |
一般 | 1,800円 | 2.000円 |
大学生 | 1,200円 | 1400円 |
中学・高校生 | 800円 | 1000円 |
4歳〜小学生 | 400円 | 600円 |
前売券は上記の公式サイトからローソンチケットで買い求める流れです。直近の土日はチケットを取るのは難しいみたい(平日は若干空いている模様)
展示の最後にあるスヌーピーカフェは混雑の場合、抽選によって入店を制限してしまうので行きたい場合は平日の方がいいかもしれません。
前売制は若干面倒くさいかもしれませんが一定人数を少しずつ入れていくスタイルは、滞在時間を気にせずゆっくりと展示を見ることが出来たので自分は好きでした。
貴重な原画に大興奮
展示された原画は物語に沿っているため『ピーナッツ』のキャラクターしか知らない人でもこれを機会に原作漫画を見たくなること間違いなし。自分もくすと笑いながら館内を回っていました。
シンプルだからこそ何度見ても飽きのこない原作者シュルツの巧みな線の動き、最初期のチャーリ・ブラウンの姿が収められた漫画は興奮の連続。
谷川俊太郎、前田敦子、横浜Denaベイスターズの山崎康晃投手の「ピーナッツ」好きのエピソードも紹介されており、特に吉本ばななが語る最終回の新聞紙が置かれていた時はうるうると涙が溜まってしまいました。
(参考:YouTubeよりチャーリー・ブラウンを描くシュルツの動画)
遊び心に満ちあふれた館内
原画ゾーンを超えると見えてくるのが、
様々なグッズやアニメの台本、セル画などが展示されている空間です。
なんとここはフラッシュを焚かなければ
写真撮影オーケー!!という気前の良さ。
壁の穴が開いていてそこからスヌーピーが睨んでいる姿が見えたりと本家「シュルツ美術館」をリスペクトした遊び心満載の作りにわいわいガヤガヤ、写真バシャバシャ。
美術館という場所はちょっと近づいたりすると、監視の人が近寄ってきて怖い顔をしてきますがここでは監視する人々も笑顔、これも『ピーナッツ』効果!
衝撃のオリジナルグッズの数々に眩暈!
展示を超えた先に見えてくる光。
そこにはグッズの山々。
ここにあるグッズは今回すべて「スヌーピーミュージアム」のために開発された、ここでしか買えないオリジナル商品です。
けれど行った時には早くも売り切れの商品が出ており悲しい思いをしました。係の人に聞いたところ会期中に品切れとなった商品は再び補充されるとのことなのでどうしても欲しい商品があれば聞いてみるのも良いかもしれません。
おすすめは全5種のガチャポン、宇宙飛行士やフライングエースなど様々な格好に扮したスヌーピーのフィギュアがランダムで入っています。一回500円ですが非常にしっかりした作りで流石奇譚クラブ監修といったクオリティです。
カフェ&図録&今後の展開
ちょいと短いかなと思いきや館内を出たときにはきっちり2時間でした。
カフェについては抽選に漏れて入店できませんでした。館内で噂していたカップルの話によれば入店確率は15パーセントとのこと(ほんとかなw)。もし、そうだとすると3年間計六回の展示なので一回ぐらいは行けるかもしれません(笑)次こそ必ず!
どうしても悔しい人は図録を是非。世界で一番有名な装丁家チップキッドによる図録には今回の展示物がすべて収録されているほか、一番人気のカフェメニューも作り方含めて掲載されています。
今回の「愛しのピーナッツ展」は2016年9月25日まで続き、そのあと2016年10月8日~2017年4月9日まで「もういちど、はじめましてスヌーピー」が始まるみたいです。
ミュージアムは三年間という期間限定、これからも目が離せません!
(グッズについての補足)
……ボリューム1ってことはガチャポンも変わるのかい。
Good grief!!
電話で聞いたところによると、次回の展示におけるグッズは変わる商品もあれば変わらない商品もあると懇切丁寧に教えてもらいました。企業物のコラボとかはその会期だけかもしれませんね。
スヌーピーミュージアム開園と時を同じくして図録の装丁をしているチップキッドが担当した一冊の素晴らしい書籍が翻訳されました。『スヌーピーとチャールズ・M・シュルツの芸術』は表紙を見てもただ事じゃないとわかる通り折り目や焼けまでついている校正刷りや、スヌーピーたちがフォード社の広告を担当したパンフレットなど日本では今までほとんど見ることの出来なかった『ピーナッツ』に関わる印刷物全般を原寸で収録しているすんごい本です。
5400円とちょいとお高いですが初回限定生産みたいなので欲しい人はお早めに。お宝ものです。
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