文学系Tシャツ「OUT OF PRINT」のススメ
2015/11/30
参加しているサークルで知り合いが「これ最高なんですよ」と、
あるTシャツを見せてくれた。
そこに書かれていたのはドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を模した図柄、どうやら「OUT OF PRINT」という会社のTシャツらしい。
Out of Print | Books on shirts, bags, jewelry, socks and more!
古今東西、様々な「本」のデザインを装飾した商品を扱っているブランドで、サイトを見ていたらあっという間に時間が過ぎていった。
主力の商品としては『時計じかけのオレンジ』、センダック『かいじゅうたちのいるところ』やフィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』がある。
けど他にも『銀河ヒッチハイクガイド』やジャック・ロンドン『荒野からの呼び声』などのデザインもかなりイケてて文学好きなら必ずお気に入りの一枚が見つかると思う。
子供服とか筆記用具やiphoneケースなどのアクセサリーも充実していて、他には文学思想に関連した謎解き感覚のデザインも面白い(「Bildungsroman」はなんとなくわかった)
ファッションを通して文学の面白さを広め、本を読めない地域に対してTシャツの購入代金から支援金を送るという理念が素晴らしい。生地はコットン100%、本のように長く使ってもらえることを主眼としてヴィンテージ感覚を出したとのこと。
少し割高だけど、日本でもアマゾンから購入できるみたい。これ、あれじゃないですかね・・・日本文学版もいけるんじゃないですかね(笑)
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