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日経歌壇投稿先&ここ最近のおもしろ新聞短歌

      2015/11/25

新聞歌壇まとめ」というこちらの記事が毎回それなりにアクセスがあります。

「日経歌壇 投稿先」というキーワードでここにたどり着く人が多いのは、たぶん日経新聞だけ公式サイトで送り方が書いてないためかと。なので、もう一度2014年10月現在の投稿先を掲載しておきます。

*新聞歌壇は掲載日ともかたまに変わったりするので季節の変わり目は実際に新聞をチェックした方がいいかもしれません。上の記事の新聞歌壇掲載日は記事を書いた時点のものです。

いつの間にか産経歌壇も火曜日から水曜日に変更されてました。(2014年10月現在)


日経歌壇投稿先

・はがき1枚に3首まで、未発表の自作。掲載日:日曜日

住所、電話番号、氏名(本名でも筆名でも構いません。筆名の場合はカッコ内に本名を書き添えてください) 、希望選者名(穂村弘三枝昂之)を明記。同じ作品を2人の選者に送ることはできません。

一週に三首まで

〒100-8658日本郵便銀座支店私書箱113号、日本経済新聞文化部「歌壇」係。またはメールでも可。shiika@nex.nikkei.co.jp=表題には希望選者名を明記。


 

今回は昨日、図書館で拾ってきたここ二カ月の面白いと思った短歌を紹介しようかと。

最近また短歌が作れなくなっているので(サイトをちょくちょくいじっているほうが楽しいので)他の人の作品を読んで奮起しようと思ったからであります。やっぱり日経歌壇と毎日歌壇が好きな傾向。朝日はますますあれ?と思う作品が多くなってきて(別にそれ短歌じゃなくてもよくね短歌)複雑です。

*日付バラバラ、出身地・誰が選者だったかはあえて省いてます。(あとすいません、ノートの字が汚いので名前が間違っているかもしれません)

 

・初サンマゆっくりじゅわっと味わって私から秋に近づいていく(朝日9月29日 松田わこ)

 

・月光に照らされ君のネクタイの柄が鳥にも獣にも見ゆ(日経9月14日 小野田裕)

 

・どうしてとたずねることもできぬまま蝉の壊れる音だけがする(日経9月14日 三好二葉)

 

・五十もの言葉を話すインコの前暑い暑いとひたすら嘆く(日経9月14日 本川みや子)

 

・買ってきたソファがとつぜん巨大化しわたしの家のドア通れない(日経9月14日 有村 桔梗)

 

・一、二本剃り残したる髭ありて獄といえども絶えず気になる(日経9月21日 金子大二郎)

 

・月のさす部屋に疼きが満ちていくわたしはついに親指となる(日経9月21日 三林 律子)

 

・だよねって振り向いたけどいなかったマフィアのボスのようにさみしい(毎日9月15日 木下龍也)

 

・窓という文字に心があることを閉ざしたままの心が気づく(毎日9月15日 金子大二郎)

 

・広島の降水量を憂いつつ同じ水かと皿小鉢洗う(読売9月15日 池田チズ子)

 

・座布団に寝かされ孫は天井のオーケストラを指揮して止まず(読売9月22日 渡部芳郎)

 

・器のほうたいへんお熱くなっていきますのでご注意ください(日経10月12日 伊喜堂仁)

 

・席をあけわたしの横に座れよと手招きをする妻でない人(日経10月5日 米田彩男)

 

・歳時記も辞書も兼ねたる夫逝きて初めてめくる重き歳時記(朝日10月27日 村上咲)


 

12月に年間の短歌をすべて見て、100個面白い短歌を並べるというのも面白いかもしれない、とアイデアだけ浮かびました(浮かんだだけ、死ぬほどつらそう)

 

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