本年度最凶の闘い勃発!映画『貞子vs伽耶子』は予告編が既に大興奮
2016/05/16
YouTubeのコメント欄や映画館のチラシコーナーで『貞子vs伽耶子』についての意見を目(耳)にすると、
「ネタすぎる」
「こういうのあんま好きじゃないわ」
「どうなの?喜ぶ人いるの?」なんて声が入ってきた。
ちょっと
待ってくれ!
リングや呪怨がオリジナルの恐怖を離れていったのは確かである。シリーズを重ねるごとに次々とネタ的な消費は加速し、本作も広告などはその流れを受けているために笑いながら上記の発言をするのも仕方ないのかもしれない。
けれど「呪怨」も「リング」もJホラーの金字塔的な作品だ。だからこの二つを対決させることは「作り手」にとって相当な覚悟が必要なのである。
そして本作を手掛けるのはどんな予算の枠でも観客に面白いものを提供することに定評のある白石晃士監督だ。
『ある優しき殺人者の記録』『オカルト』『コワすぎシリーズ』と観客の心に着実に面白さとダメージを刻み付ている白石監督ならば企画がどんな経緯で始まったとしても、Jホラーの金字塔的作品である二人を対決させることに必然性のある物語を構築させてくれるに違いない。
今年の初めごろに出版された『フェイクドキュメンタリーの教科書』を読み、そのジャンルへの意識とカメラがなぜその状況にいるのかまで徹底的に思考し映画を作る姿勢に感銘を受けたうえで自分の確信である。
だから『貞子vs伽耶子』は
今年度でいえば「スーパーマンVSバッドマン」という大作映画にも肩を並べるパワーを秘めており
「極道VS不良番長」
「用心棒VS座頭市」
「シャーロック・ホームズ VS ヴァンパイア」
「ルパンVS名探偵コナン」
「ウルトラマンVS仮面ライダー」
「フレディVSジェイソン」
「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」
「リンカーンVSゾンビ」
といった歴代の数多作られたVSシリーズ並みに
「いったい……どっちが勝つんだろうか……?」と真剣に日本国民の皆様に悩んでほしいと私は考えている。
さらにここにきて「特報」ではなく予告編が解禁された。
テレビから現れる貞子、その反対側から這いよる伽椰子、暴力ディレクターが乗り移ったかのような安藤政信の「バケモノにはバケモノをぶつけるんだよ」という台詞に続き、横並びで怪異に挑む主人公たち。
最高(恍惚)。。。
ここに来てもうひとつ人間が彼女たちの闘いに耐えられるのかと悩みが増えてしまった。
ビデオを見た者は一週間以内に死んでしまう貞子の呪力(今作だと2日に変更されている。パワーアップ!?)と、呪いの家に入ったものは死んでしまう伽耶子の呪力。「呪い勝つのはどっちだ?」のキャッチコピーが真ならば、ラストにはこの最凶の闘いに何らかの決着がつくのだろう。
もしかしたら……戦わせることで、より一層……。
いや、もうやめよう。
すべては6月18日になればわかることだ。
本年度注目第一位、震えて待て。
『貞子vs伽耶子』あらすじ
観たら2日後に必ず死ぬという”呪いのビデオ”を手にした女子大生、有里(山本美月)。ビデオの不気味な映像を見てしまった親友、夏美(佐津川愛美)を救うべく、都市伝説の研究家でもある大学教授・森繁に助けを求める。しかし悪霊払いの最中に、おぞましい惨劇が勃発してしまう。そこにやってきたのは霊能界の異端児、常盤経蔵(安藤政信)と、経蔵の相棒で産まれながら強い霊感をもつ盲目の少女、珠緒(菊地麻衣)だった……。(公式サイトより抜粋:http://sadakovskayako.jp/)
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