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『劇場版ミッフィーどうぶつえんで宝探し』は最強の子供向けアニメ映画だ!

      2015/11/26

たからをさがしにみんなでいこう たからさがしはたのしいね

5つのたからみんなでいっしょに さがしにいこうひとつずつ♪

サイトの更新が滞ってるので気分転換に『劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝探し』を見た。

この映画は2013年公開の作品で当時自分は劇場に見に行こうとして、客層があまりにも若すぎるため入場を断念した思い出がある

あらすじ

メラニーとグランティ、そして友達(犬)のスナッフイーといっしょに動物園へやってきたミッフィー。

しかし、さっそくトラブル発生。

園長「犬は動物園には入れないんだ」

え、それを言うならミッフィーも・・・。

思わずミッフィーは叫びます「スナッフィーは犬じゃないよ。家族よ」

園長「わかった、じゃあ通ってもいいよ」

優しい世界。

「ただしスナッフィーを一人にしちゃ駄目だよ。」という条件付きで、動物園に入場したミッフィーたち。ここでミッフィーパパとミッフィーママは「宝探しゲーム」の開催を宣言します。お宝へつながるヒントは「宝さがしの歌」

その歌に隠されてる、5つのかわいいどうぶつたちを見つけたらお宝の在り処がわかるというのです。 

はたして、ミッフィーたちはお宝を見つけ出すことが出来るのでしょうか?

感想

ミッフィーと言えば有名なのはあの独特の色使い。適当に作ったサイトのアイキャッチでもミッフィーっぽい感じになるのがディック・ブルーナの凄さだなと改めて思った。この映画もそうしたミッフィー絵本の色合いがクレイアニメで忠実に再現されていて観ているだけで楽しい。

そしてミッフィーたちが色とりどりの動物を探すお話にすることで、小さなお子さんに動物や色の名前を教える教育番組の要素を備えつつ、NHKアニメ版では5分の物語を「70分」という長尺にするわけだから、「謎解き」を題材にして子供たちを映画の世界に参加させる作り手の工夫に感心した。

 

s_みっふぃ1

 

ミッフィ「みんなはワニが何色かわかるよね?」

観客「みどりーーーー!」

と観客が呼びかけに答えたり、ホッキョクグマがあくびをしたら、みんなも一緒にあくびをしようとミッフィーが提案したり、なるほどなあと。「子供向け作品」って子供たちを画面にくぎ付けにして飽きさせないことで、親御さんの負担を軽減する優しさに満ちたジャンルなんだなと初めて気づいた。

s_みっふぃあくび

しかし、このミッフィー世界は油断大敵だった。なにしろミッフィーパパから出される問題は難問揃い。

「最初は黄色い動物」というお題で、漠然とキリンかなーと思っていたら、

 

ミッフィー「こんにちはカンガルーさん。あ、赤ちゃんもいる」

グランティ「あ! あかちゃんカンガルーは黄色だ!」

 

えっ!?

 

ミッフィパパ「そうだね赤ちゃんカンガルーは黄色だね」

 

(゚∇゚ ;)エッ!?

 

 

黄色・・・かなあ?

しかし、そんな観客の悩みは「ミッフィー世界では黄色い動物=赤ちゃんカンガルーなのだ!!」と言わんばかりのパパとママの圧力によっていきなり宝探し歌が始まり次のお題へ。

たからをさがしにみんなでいこう たからさがしはたのしいね

5つのたからみんなでいっしょに さがしにいこうひとつずつ♪

続いてのお題は「シマシマの動物」

これは流石にシマウマだな。と考えていたら

「シマシマって何?」とグランティがなかなか厄介なことを言い始めます。それに対する答え。

ミッフィー「虹はシマシマよ」

グランティ「そうかあ。あ、キリン。キリンはシマシマ?」

ミッフィー「斑点よ」

と、わかるようなわかんないようなミッフィーの答え。

ちなみに自分はこのエピソードが一番好きだった。グランティが泥に汚れた馬を見つけて「これは、シマシマ?」と尋ね、みんなから違うよと言われたところで、飼育員のおじちゃんが水をばしゃあっとかけたらシマウマだったという。このシーンはクレイアニメの醍醐味を味わえる最高の演出だと思う。

続いて、第三問以降も難解「早く動く動物」「数字の4と関係のある動物」そして最後は「大きな音を出す動物」と続く。そして観客はミッフィーたちとともに謎を解いていくうちに、「たからをさがしに みんなでいこう」と曲が流れてくると、

俺「5つのたからみんなでいっしょに・・・ハッ!?」と口ずさめるまでに洗脳される成長できる。

 

本作についてyahooレビューで繰り返しばかりでつまらないと星ひとつをつけている悲しき人がいたが、子供は繰り返しが大好きなので5回6回の繰り返しは当たり前。そういう意味で海外サイトで書かれていた「『劇場版ミッフィーどうぶつえんで宝探し』は間違いなく子供が楽しめる作品で、自分は子供に一番最初に見せたい映画だ」という完璧なレビューは本当にその通りだと思った。

深いテーマを込めたりせず徹底的に子供向けに作ることで、70分の間、子供たちがまったく飽きずに楽しめる最強の「子供向け映画」なのだ。

 

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