主婦の友社100周年企画「毎日のおかずレシピBEST600」は最強の定番料理本!
2015/11/26
2015年5月に発売された「毎日のおかずレシピBEST600」は本当に凄い料理本だった。
ただ、表紙の簡素さゆえに基本メニューのみを羅列した百科事典的な料理本と思われているのか、あんまり話題になってない気がするので、今回はこの本が手元にあれば他の料理書は必要ないのでは!?とさえ思ってしまう「凄さ」を4つのポイントに分けて紹介したい。
Contents
ここがスゴイ①「選び抜かれたレシピ」→豪華
「『主婦の友』をはじめとした雑誌や主婦の友社刊行の書籍などから、人気の高かったレシピを厳選定番」という言葉通り、すべてのレシピに有名な料理指導家の名前が付記されている。
そして特に要望の多かった麻婆豆腐や豚汁、ミートコロッケなどの定番メニューは「決定版BEST30」として特集が組まれており、それらすべてに料理を一段階レベルアップさせる重要なアドバイスつき。
ここがスゴイ②「食材ごとのレシピ」→見やすい
とにかく便利なのが、食材の種類ごとにレシピが掲載されていること。たとえば豆腐だったら「とうふステーキにんにくソース」「とうふステーキ韓国風」「とうふのオムレツ」と幅広くジャンルにとらわれない掲載順なので、料理を作る上でマンネリがおきにくい。
所要時間、カロリー、料理のポイントなどが一ページに2~3個のレシピの間に配置されたレイアウトも良い。残り物の食材で何が作れるのか一瞬でわかる「きょうのおかず即決シート」も大変便利。
ここがスゴイ③「季節のレシピ」→旬が把握できる
春夏秋冬のご馳走メニューは何が旬の食材なのか把握するのにとても使える。
たとえば夏なんかはあまり食欲が湧かなくて、料理を作る気力も起きづらいが「いかのタイ風サラダ」「枝豆とエビのかき揚げ」といったちょっと豪華な料理の写真を見ていると食欲がちょっとずつ回復してくる。旬の食材にはそんな効能がある。
ここがスゴイ④「その他の情報」→充実したおまけ
野菜の下ごしらえの方法、作り置きおかず、おにぎりカタログ、人気のおやつ、スピードおつまみといったように細かくページが分かれているので、メニューの羅列が延々と続く百科事典的な料理本の弱点をカバーしており、通読できてしまう面白さがこの本にはある。
まとめ
作る人のことを考えて本はビニールカバーつき。
飯田順子、ウー・ウェン、奥園壽子、コウケンテツetc・・・といった40人以上の錚々たる面々が料理指導を担当しているこの豪華な本。
こんなに盛りだくさんで、1500円+消費税
つまり、
1620円で買うことができる(2015年現在)
安いっ!
公式サイトの「ニッポンの家庭のおかず作りに毎日役立ち、一生使える1冊です」は冗談でもなんでもなくて今まで読んできた料理本の中でダントツに使えるし、これから先ボロボロになるまで使い続けるのは間違いない。
毎日のおかずレシピBEST600 (主婦の友Cooking) | ||||
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