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「ニチレイ レストラン用ビーフカレー辛口」は非常食にも日常食にもお金的にも最強のレトルトカレーだ!

      2015/12/02

「何も作りたくない」

という気分の時にはレトルトカレーである。
しかし、何故かこういうときに限って常食用のあいつは存在しない。

仕方がないので非常食の・・・やっすいレトルトカレーを湯煎する。

むっ、と開けた瞬間にテンションが下がるあのレトルトの独特の匂い、そして美味しくない野菜たちに悲しすぎる肉の破片。

 

ああ辛い!、からいじゃなくてつらい・・・そりゃあ300円ぐらいのレトルトカレーを買えば満足するのはわかっている。しかしそういう美味しくて値段が張るのは常備しているわけもなし、ましてや非常食になるはずもない。

「非常食が非常食という存在でいられるのは、一重にその美味しくなさによるものなんじゃないの」と湯気たつカレーに語りかけるフリーター。

正直に言えば、この記事はこの後にセブンプレミアムのレトルトカレーを取り上げる予定だった。

「インド風チキンカレー」、「ごろごろ具材の彩り野菜カレー」、「味わい深い欧風ビーフカレー」、「スパイス香るキーマカレー」と続くシリーズのうちキーマカレーこそ独特のスパイス風味でレトルト野菜の味を掻き消し満足して食べ終わる200円以下最強のレトルトカレーだと思っていた(165円(税込178円)、全国のセブンイレブンで売っているのも良い)

「スパイス香るキーマカレー」

「スパイス香るキーマカレー」

 

しかし昨日、僕らの「カルディ・ファーム」でとあるレトルトカレーを発見した、

それこそ「ニチレイ レストラン用ビーフカレー辛口」である。

カレー

【原材料・成分】
玉ねぎ、牛肉、小麦粉、ラード、りんごピューレ、乳又は乳製品を主要原料とする食品、カレー粉、砂糖、食塩、チャツネ、トマトケチャップ、はちみつ、ポークエキス、ガーリックペースト、複合調味料、ココナッツパウダー、ミルポアペースト、青唐辛子ペースト(以下略)

見てもらえばわかるとおり、野菜は少なめながら、レトルトカレーではあまり配合しない成分が多くしっかりピリリと辛い。甘みの後にしっかりと残る辛さ、野菜もルーに溶けているせいかレトルトのあの嫌な臭いもあまりしない。

おそるべきは値段。

5パックで税込537円、1パック108円である。

地域や場所によって多少値段は上下するもののだいたいがこの値段が相場。

野菜が少ないので、おひたしとかを付属すれば立派に一食を務め上げるビーフカレーである。

セブンプレミアムのカレーも大変素晴らしい、しかし常備用としてはこちらが値段の面から強い。

さあ、もうこれで不味い非常食のレトルトカレーを食べる、あの悲しい儀式をしないで済むのだ。喜ばしきかな!

withほうれん草。

withほうれん草。

ちなみに「中辛」もトマトの風味で後味サッパリらしい。そちらも気になる

 

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