いかにして私はGoogleクロームキャストを買い直すにいたったか
Amazon Fire TV Stickが出たとき、もうこれでクロームキャストはいらないかな、アマゾン凄すぎ!と鼻息の荒い記事を書いたわけですが(その記事→「Amazon Fire TV Stick」リモコンひとつで自由自在に動画を楽しめる性能にのけぞる)
実はちょっと前に第二世代が出たのでクロームキャストのほうを改めて買い直しました。
なんで?と思うかもしれませんので今回はその説明をします。
違いをざっくり解説
「Amazon Fire TV Stick」と「Googleクロームキャスト」
二つともネットで見ている動画をwi-fiを使用して簡単にテレビで見られるようにする機械と捉えてもらってオーケーです。(テレビの後ろに接続するのみ)
しかし微妙に違いがあります。ざっくり言うと「Amazon Fire TV Stick」は初期設定をするとテレビにアマゾンのホーム画面が表示され対応アプリから各動画へと移行。(テレビのホーム画面→見る動画を選択していく)
Fire TV Stick | ||||
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それに対して「クロームキャスト」はスマホやブラウザでいま見ている動画をテレビ画面に飛ばすといったイメージです。(見ている動画→テレビ画面へ)
Chromecast ブラック | ||||
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「fire TV Stick」の弱点を補う存在としての「クロームキャスト」
自分は主にネットフリックス、アマゾンプライム、YouTube、ニコニコ動画を日常的に利用しています。
で、「fire TV Stick」は大体のアプリに対応しているから、もうこれ一台で十分だろうと思ったわけです。
が、
実際に使ってみると期待していた音声リモコンは今のところアマゾンにある動画や音楽しか検索対象ではなく、アプリからそれぞれの動画を検索するのは非常に面倒臭い!
そしてテレビで再生するために作られてないニコニコ動画はリモコンでの早送りが非常にやりづらい!
それに対してクロームキャストはスマートフォンがリモコン代わりになるので早送りが簡単。アプリ対応してないサイトの動画のときにもクロームキャストを使って、テレビにその画面を飛ばすことが出来ます(たとえば今話題のスタディサプリなどはこれを利用し大画面で大学受験の勉強を出来る)
一度テレビに接続すれば使用しているスマートフォンは電源を切ろうがtwitterを使おうが動画の再生は続くので安心。クロームキャスト第二世代は動画再生のタイムラグが「fire TV Stick」とほとんど変わらなくなりました(第一世代の2.5倍の速度)
クロームキャストの良さについて改めて述べると…
- アマゾンプライム→「Amazon Fire TV Stick」
- ニコニコ動画、スタディサプリなどアプリ未対応の動画→クロームキャスト
- ネットフリックスやYouTube→どちらもアプリを入れれば「クロームキャスト」でも「Amazon Fire TV Stick」でもスマホをリモコンにすることが可能なので違いは特になし。
以上のような感じに用途が分けられます。
ほかにもクロームキャストは持ち運びしやすいので外のテレビでネット上の動画を再生するのに向いています。(「Amazon Fire TV Stick」は個人情報がつまり過ぎていて怖い)
さらに現状多くの人々をプライム会員へと移行しているアマゾンが、どこかのタイミングでプライムの値上げをしたときにfire TV stick以外の代替手段としてクロームキャストは大きな力を発揮すると思います。
つまりまだまだ「Amazon Fire TV Stick」一強というわけではないのです。
ちなみにこのクロームキャストはアマゾンが取り扱わないという戦略(嫌がらせ)をしているためアマゾンでは取り扱っていません。
わかりやすいっすね。
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